菓蔵家の思い

【初春月】

「菓蔵家」は日本が好きです。朝倉が好きです。野の花が好きです。野の風景が好きです。野にある人が好きです。まして野の菓子が好きです。筑紫・朝倉(甘木)とは縁(えにし)の深い私の修業の地、大和(奈良)が好きです。朝倉市甘木の地名の基となった甘木安長は奈良(南都)の人であります。。菓蔵家の菓子はおおらかで、素朴な菓子でやはりどこか大和風(万葉調)なのでしょうか・・・・そんな優しい日本や朝倉の美味しいフルーツや特産品、美しい歴史や文化、美しい四季折々の野の風景をテーマに菓子で表現したいと心から思っております。菓子を通して皆様とのご縁を大切に、皆様の幸せと一緒に育って行きたいと存じます。
                                                                                                                                                                                                                                                              
        あさくら野々菓子処 菓蔵家  職長(店主)床嶋慶洋
【咄々々】
♪うりはめば 子ども思ほゆ 栗はめば まして偲はゆ
 何処より 来たりしものそ 眼交に もとな懸りて
 安眠し寝さぬ   (万葉集・巻5・802山上憶良)

(訳)ウリを食べていると子供を思い出す。栗を食べていると益々、思い出す。子供は一体何処から来たのだろう。まぶたに浮かんできて 安らかに眠ることなど出来はしない。
 ※ この和歌は憶良が筑前守として築紫にいたころに詠んだ和歌です。私は万葉集の中でも好きな歌の一つです。




老舗「菓蔵家」の商品ご紹介